Windowsの機能を使ったカードワースの実験 - シンボリックリンクとDropboxの合わせ技
すでに誰かやってるかもしれないけれど、複数のPCでカードワースのシナリオを管理するのに便利そうな小ネタです。
クラウドストレージの代表的存在「Dropbox」でシナリオを管理しながら、そのフォルダをカードワース本体・ビルダーで開く試みをしてみました。
準備するもの
- カードワース(公式でもNextでも、たぶんPyでも?)
- Dropbox(インストール版)
- インターネット環境
前提
- Dropboxがインストール済み、設定済みであること
- インターネット回線につながっていること
- Windows7以降であること
手順
- Dropboxフォルダのどこでもよい(Privateなど)のでScenarioフォルダ以下を移動させておく
- コマンドプロンプトを管理者として開く(重要)
- mklink D/ シンボリックリンクを作る階層 先ほど移動させたScenarioフォルダ(フルパス)
(例:mklink D/ C:\cardwirth C:\dropbox\scenario) - シンボリックリンクが作成されました~的な文章が出たら成功
- あとは普通にカードワースを起動してみる
やってみると、あら不思議!
なんと、普通にカードワースで開けちゃいますwwww
もちろん、中のシナリオを上書き保存することも可能。
上書き保存した瞬間、Dropboxが自動で同期してくれるという寸法です。
注意点としては、結局、複数人での同時編集はできない(そりゃそうですよねw)点。
それでも、パソコンクラッシュに備えることができますし、出先で使うノートパソコンにいちいち移す必要もありません。
もしかしたら、上記の手順を応用して、カードワースフォルダそのものをシンボリックリンクにしてしまってもいいかもしれません。
気が向いたら自己責任でどうぞ。