シングル「CheerS」聴いてみた。

2018年8月15日

2018.8/15 ファンレビュー公開しました!

ClariS Single「CheerS」発売!

2018年8月15日リリースのClariSニューシングル「CheerS」に関する、ファンの一人としてのレビュー記事を起こしてみました。

アニメ「はたらく細胞」のエンディングテーマであり、ポップでキャッチーな曲となっています。

●A面「CheerS」

応援歌にありがちな「とにかく頑張れ!」みたいな感じではなく、「君らしいペースで」というフレーズが印象的な、聞き取りやすく、耳にも優しい応援歌です。
歌詞は中性的で、男性でも、歌ってて自分が気持ち悪くならずに済みます(笑)
オケがシンプルで、テンポも速すぎず、この辺りも聞き取りやすさを増幅させているように感じました。
思わず口ずさんでしまいそうな「Happy good day」のフレーズは、ClariSの清らかな歌声が完全マッチしていてとてもgood!
少々嫌なことがあっても、この曲を聴けば心がほぐれるような、そんな気がします。

●C/W「ねがい」

CheerSとは打って変わって、歌い手としてのClariSを前面展開したような美しくも切ないバラードです。
好きと伝えられずにはかなく終わってしまった恋への後悔や願いをつづった歌詞を、大人になったClariSが、その実力を余すことなく歌い上げています。
似たような風景を切り取りながら、恋の真っ最中であることをにおわせる、アルバム「SECOND STORY」に収録された曲「rainy day」と合わせて聴くと、切なさが100倍くらいに膨れ上がってきます。コンサートで是非聞いてみたい曲です。

●C/W「wake up -season02-」

CheerS発売より数年前、クララとアリスによるユニットだった時代のこの日に発売されたシングル「wake up」を、クララとカレンによるセルフカバー(新規オケ)した楽曲です。
元気いっぱいの10代だった頃のClariSと比べ、初々しさや背伸びした感覚は影を潜め、代わりに、歌手として一回りも二回りも成長を遂げた「今のClariSだからこそできる表現力」が伝わってきます。
ここに、成長したアリスが加わって3人で歌ったらどうなるんだろうな、と、デビュー来のファンとして、ふと思わせてもらえるような、そんな仕上がりのように感じました。

まとめ

CheerSは、通常版・初回限定版のジャケットに、実写のClariSがいろんなところに配置された構成になっていて、幻想的ながら不思議な気分にさせられる仕上がりになっています。内容も、それぞれの楽曲を見事に歌い分けた、実力派ならではのシングルになっていると思いました。
皆様も、ぜひお手に取って、聴いてみてくださいね。