とらぶる★WordPress~PHPのバージョン上げたら壊れちゃうよ(対応済み)
お察しの方も多いと思いますが、うちのサイトは現在、WordPressというCMSを使って管理・運営しています。
これ、ブラウザ上でブログのようにウェブサイトを管理できるなど、メリットは様々あるのですが……結構馬鹿にできない問題も、ちょくちょく発生します(それこそ、専門性を要するような)
今回は、最近、うちのサイト運営で起こったトラブルの一つをご紹介します。
ことの始まり
たまに訪れるWordPressのバージョンアップ。
今回、WPのバージョンが6.9となり、更新パッチを適用したところ、ある警告トピックが、管理画面のトップページに表示されるようになりました。
一言で要約すると、こうなります。
「PHPバージョンが古いぞ!PHPを更新しろゴルァ(意訳)」*実際はちゃんとした敬語で、もうちょっと詳しい説明が書かれています
……まあ、つまり、この時点でのWordPressが推奨しているPHPのバージョンより古いモノを使ってるから、対処をよろしくお願いします、ということでした。
しかし、いざレンタルサーバーの管理画面からPHPのバージョンを上げてみると……
WordPress「サイトに重大なエラーが発生しました。」
……はい、キターww
ええ、何らかの原因で、WPの正常な動作が妨げられてしまう、あの現象です。
これでは、閲覧はおろか、管理画面にすらたどり着くことができません。
れっつ★トラブルシューティング!
ここは、ひとまず、一旦PHPのバージョンを元のものに戻します。
(同じようなトラブルに見舞われることを想定して、現在使用しているPHPのバージョンをご自身で確認、控えておくことをおすすめ)
で、ここからが試行錯誤(というか、七転八倒)の始まり。
原因を特定しなくてはなりませんが……
調べてみると、多くが「テーマやプラグインが原因であることが多いです!」とのこと。
まず、WPのカスタムテーマをWP標準のモノにし、さらにプラグインを一時的に全沈黙させた状態で、再びPHPを最新のWPが推奨するバージョンへ。
WordPress「サイトに重大なエラーが発生しました。」
あちゃー、ダメじゃん。
厄介なことに、これだけではエラーの特定ができませんでした。
気を取り直して、普段はオフにしている、WordPressのデバッグ機能を、wp_config.phpでtrueにします。
(やり方は調べてね!あと、編集は自己責任でね!)
その状態で、もう一回。
出てきた、エラーを起こしている内容。
そのエラーに記されているファイルの行番号から見て取って……
犯人特定。
どうやら、以前入れて、長らくお世話になっていたプラグインが引き金になっていることが判明しました。
そういえば、似たようなプラグインを複数入れていたのが問題だったのかも……。
と、いうことで、原因特定、似たようなプラグインを1つだけ残して、エラーの直接原因となっているプラグインをアンインストールし、再度PHPのバージョンを推奨されるものへ変更。
正常動作!ミッションコンプリート!
いや、よかったよかった。
真面目に今回はお手上げかなーって思ってましたが、無事解決できたのでほっとしてます。
実は……文章にすると結構短めですが、ここまで特定するのにまる2日かかりました。
素人に毛が生えた程度のWeb知識で、よく特定できたなぁ……自分。ほめてほめて!←
WordPressをお使いの皆様、くれぐれも、似たような機能のプラグインを複数入れるのはよしておきましょう……(´・ω・`)
